油面は130mm
プリロード:下から2本目の線
減衰:右に締めこんで、4ノッチ戻し
プリロード」とはスプリングをあらかじめ縮めてセットしておく量のことです。
サスペンションに限らず、バネには「自由長」というのがあります。
なんの荷重も受けていないときの長さですね。
サスペンションにセットするときにはバネをいくらか縮めて装着しますが、
この縮める量を「プリロード」あるいは「イニシャル荷重」と呼びます。
プリロードを大きくすると、バネはそれ以上の荷重を受けるまでは動きません。
「減衰力」というのはダンパーの強さ。
バネは荷重を受けた後、伸縮を繰り返します。
バイクで言うといつまでも上下に跳ね続けます。
これを短時間で収めるために「ダンパー」(ショックアブソーバー)が付いています。
これはオイルが小さな通路を抜けるときの抵抗を利用しています。
減衰力はサスペンションの動く速度を調整すると考えて良いと思います。
「フルアジャスタブル」と呼ばれるサスペンションでは、
プリロードに加えて「伸び側減衰力」と「縮み側減衰力」の調整が出来ます。
減衰力調整がひとつしか無いものは伸び側を変えると縮み側も影響を受けます。
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